山椒部屋

旅日記です。現在自転車でアメリカ横断中。

【石灰岩が作り出す絶景】パアンに行ってみた①

みなさんこんにちは。Sukeです。現在トルコのイスタンブールにいます。ブルガリアから移動してきましたが、雰囲気がガラッと変わりました。

イスタンブール市内のアップルストアに壊れたiPhoneを持って行ったところ、トルコ国内では修理できないと言われ、少なくともあと一週間はスマホなし生活を送らねばなりません。


ミャンマーチャット=0.072円(2019.3.20)

パアン1日目

無事ミャンマーに入国した僕は、ヤンゴンへの道の途中にある町、パアンに向かうことにしました。国境から直接ヤンゴンへアクセスすることも可能ですが、せっかくなので立ち寄ることにしました。

結果的に行ってよかったなと感じています。

パアンってどこ?

みなさんはパアンという名前を聞いたことがあるでしょうか?

パアンはミャンマーの最大都市ヤンゴンから東へ150km(直線距離)にある、カレン州の州都です。石灰岩でできた山や洞窟など、多くの見どころがありますが、外国人観光客は多くなくて、落ち着いた雰囲気を味わうことができます。

国境の町からシェアタクシーでパアンへ

チケットを買い、他の乗客が来るのを待ちます。(チケットの値段は確か1000円くらい。ちょっとボラれたかも)

これが今回乗った車。

フロントガラスに思いっきりひびが入ってます。どんな運転なのかなんとなく予想できます。

1時間ほど待って3人のミャンマー人が乗ってきて出発。

少し走るとこんな景色が広がります。

まあ予想した通りですが、ドライバーは運転が荒いです。

しかもかなりのスピード狂で車線など関係なしに走り、コーナーはインコースぎりぎりを攻めていきます。

「ここはサーキットじゃねえんだけどな・・・」

前に車がいれば、すかさず追い越し。対向車が来ていても追い越ししようとするのでひやひやでした。

途中の昼飯休憩。

周辺には誰も言葉が通じる人がいません。

とりあえず何か食べるかと思い、ジェスチャーで伝えると、席へ案内され、

これが出てきました。

ミャンマーカレー

写真左の赤い容器に大量のご飯が入っていて、お皿によそって食べます。

おかずにはメインのカレー、ジャガイモのカレー、オクラのカレー、黄色い何か、初めて食べる味のスープ、大量の野菜があります。

この大量の野菜たちはどうやって食べるのが正解なのでしょうか。

お値段は2000チャット(144円)。おいしくいただきました。

昼食休憩の後、再び車はパアンに向けて走り出します。

この辺りは土が赤茶色で車が通るたびに砂埃が巻き上げられます。周辺の木や建物はこれが降り積もってみんな赤茶色に。

こいつが爆走タクシー。トヨタ車です。

ミャンマーは日本の中古車で溢れかえっています。

パアン到着

4時間ほどでパアンの町に到着。

道は未舗装路も多かったですが、ネパールの道に比べたら全然快適でした。

 

さて、ここから宿探しをしなければなりません。そこら辺の人に声を掛けますが、全く言葉が通じません。

とにかく暑い。多分40℃くらい。早く宿を見つけないと死にます。

こうなったらホテル連呼作戦です。とりあえず「ホテル、ホテル」と叫びながら歩きます。

 

30分くらい彷徨ったでしょうか、そろそろ体力の限界も近くなってきた頃、突然「日本人ですか?」という声が!

声のする方へ向かうとレストランの軒下から一人の女性が出てきました。彼女の名前はウィンウィンキー。これからパアンでいろいろとお世話になる方です。

彼女は日本語はあいさつ程度でしたが、英語が話せたため、事情を説明すると近くのゲストハウスまで連れて行ってくれるとのこと。

宿はシングルルーム朝食付きで1泊15000チャット(1080円)。予算オーバーですが、もう他を探す元気はないのですぐにチェックインしました。ここまで案内してくれた彼女にお礼を言い、後で夕飯を食べに行くよと言って、別れました。

町で年一回の祭りへ

夜になってウィンウィンキーさんのお店へ。

夕食のお供はミャンマービール!疲れた体に流し込みます。

くぅ~たまんねぇ~!

疲れた時に飲むビールってどうしてこんなにうまいのでしょうか。

夕飯を食べた後、ウィンウィンキーさんと雑談をしていると、どうやら今日はパアンで年一回の祭りがあるらしい・・・

そりゃもう行くしかねぇ!

ってことで、バイタクを呼んでもらい祭りの会場へ。

会場に着くと、大勢の地元民たちが集まっています。

会場にはこんな立派なステージが!

ミャンマーの若者たちはノリノリです。僕も彼らに混ざって飛び跳ねます(笑)(外国人は僕だけ)

こっちは少し寂しい感じ。

食べ物とか飲み物とかいろいろ売られてました。

深夜遅くなっても結構人がいます。

僕は1時くらいまで会場にいて、バイタクで宿へ戻りました。

祭りと聞いてもっと伝統的なものと思っていたので、想像とは違いましたが、かなり楽しめました。

これでパアン1日目終了。明日はパアンの名所チャウカラッ・パゴダに行きます。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。また次回お会いしましょう。